スマホで03番号の発着信ができるアプリShaMo!(シャモ)

フリーランスや少人数で仕事をする場合、事務所を留守にすることも多く、事務所に固定電話を引くかどうか悩ましいところです。スマホで東京03の番号を取得し、電話の受発信をスマホで完結したいと考え、スマホアプリ「Shamo!」を導入しました。

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「ShaMo!」とはどんなアプリか

ShaMo!とは各人の持っているスマホをビジネスフォンのように利用できるようにするスマホアプリです。

  • 固定電話設備がなくても東京03の電話番号を取得できる
  • 自分のスマホから03番号の発着信ができる
  • 代表番号1本と各人に直通番号が1本ずつ付与される(ひとり利用する場合にも代表番号1本と直通番号1本が付与される)
  • 代表番号は着信専用で、掛かってきたときにメンバー全員のスマホが鳴る。誰かが電話を取ると止まる。
  • 直通番号は着信のみならず発信もできる。
  • 代表番号に掛かってきた電話は、ビジネスフォンの内線のように、いったん保留したうえで他の直通番号に転送できる。
  • 初期費用なし。月額利用料は1人当たり900円~+通話料(受信:無料 発信:30秒20円)

ShaMo!の公式サイト
http://www.nifty.com/biz/shamo/

 申込みから開通までの流れ

ネットから申込みをして、実際にスマホで03番号が使えるようになるまでの流れをまとめました。

  • 8月25日(木)ホームページから申込み手続き。
  • 8月27日(土)契約手続き完了通知が簡易書留で送られてきたが不在のため受け取れず。
  • 8月29日(月)契約手続き完了通知の簡易書留受け取り。
  • 8月29日(月)ユーザー名・パスワード・03番号が記載されたメールが届き利用開始

申込み手続きの注意点

  • ShaMo!の運営母体は@niftyが行っていて、申込みもまずは@niftyの法人IDを取得してからShaMo!に申し込むという2段階になります。その際、ShaMo!のサイト経由で@niftyの法人ID取得すれば法人IDの利用料金が無料になりますが、ShaMo!サイトを経由しないで@niftyの法人IDを取得してしまうと法人ID利用料金が発生しますので注意。
  • ShaMo!側では「契約手続き完了通知」の簡易書留が無事受け取られたことをもって事務所の実態確認をしているようです。従ってこの簡易書留を受け取らないといつまでも電話番号が開通しないので注意。

ShaMo!を利用する5つのメリット

基本料金が安い

受信通話は無料なので、03番号を基本的に受信専用と位置付けた場合、掛かる費用は月額1人900円のみ(※)となります。ビジネス利用タイプの回線料金としてはかなりお安い。また、直通番号間での通話(いわゆる内線通話)については通話料は無料です。

※6人を超えると別途基本料金が1500円必要になります。

操作が簡単

スマホに登録している連絡先がそのまま使えるので電話を掛けるときに楽です。

また、他の電話転送サービスで03番号を取得した場合は、その番号で発信する場合にひと手間掛かることが多い(1度センターに電話して、そこから相手先に掛けるなど)のですが、ShaMo!の場合はスマホで電話を掛けるのと同様の簡単操作で発信することができます。

代表番号が便利

打ち合わせ中で電話に出られなくても誰かが取ってくれる。全員が外出中でも、誰かが電話を取れる状態であれば電話に出られる。この代表番号のシステムはかなり便利です。折角お客様からお問い合わせをいただいても、電話に出られず留守電になってしまったら無駄になってしまいます。外出することが多い場合には特にチャンスロスを減らすことができます。

また、代表番号をスマホで取れて、そのまま直通番号に転送できることから、在宅勤務のスタッフに電話番もお願いするということも可能です。

留守電が便利

代表番号に留守電が入った場合は音声ファイルがメールで送られてきますし、直通電話に留守電が入った場合はアプリから再生できますので、事務所に戻らなくてもすぐに留守電を確認することができます。

また、着信せずに直接留守電に設定することもできますので、業務時間終了後はプライベートを邪魔することがありません。

経費精算の手間なし

基本料金も通話料も、使った本人に課金されることはなく、一括して会社に請求が行きますので、従業員が経費精算をする手間が掛かりません。

また、仕事上の電話連絡をすべてShaMo!で行う場合には、会社用携帯を従業員に支給する必要もなくなります。プライベート用と仕事用の携帯2台持ちから解放されるのはありがたい。

 

【番外編】今後ShaMo!にFAX機能を搭載することが予定されているようです。こちらにも期待!

 実際使ってみて感じたデメリット

即日開通とはいかない

私のケースでは、webでの申込みから実際に開通して03番号が使えるようになるまでに4日間掛かりましたが、申込時の注意書きには簡易書留を受け取ってから開通まで10日程度掛かると記載されていました。混雑時にはwebでの申込みから開通まで2週間は見ておいた方がいいでしょう。いずれにせよ急いでいる場合には注意が必要です。

最低利用期間がある

回線を申込んだら1年は利用しなければならず、1年未満に解約する場合には残期間分の解約金を支払うことになります。

例えば、入社した社員がすぐにやめてしまったら・・・。

発信の通話料は割高

発信の通話料は30秒当たり20円と少々割高です。

頻繁に発信する場合には発信用に別途格安携帯の利用を考えた方がよさそうです。

パケット通信料が発生する

受信時にも発信時にもパケット通信が発生します。

ShaMo!に確認したところ受発信とも「5分あたり5~6メガバイト程度」のパケット通信とのこと。そんなに大きな通信量ではありませんが、長時間通話を予定されている場合には、従業員のスマホのパケットの料金設定は確認しましょう。

電話番号のナンバーポータビリティーはできない

現在すでに利用している03番号をShaMo!で利用したり、ShaMo!で取得した03番号を固定電話で利用したりすることはできません。

将来固定電話を引くときは電話番号を変更することになります。

留守電を聞くときにスピーカーから音が出てしまう

代表番号に入った留守電は音声ファイルがメールで送られてくるのですが、iPhoneでこの音声ファイルを再生すると、留守電の声がスピーカーから流れてしまいます。

電車の中など周りに人がいる環境で再生してしまうと焦ります。

iPhoneであれば「StreetMusic」というアプリ(投稿日現在では120円)をダウンロードすることで留守電を受話口から聞くことができるようになります。

着信鳴動時に代表番号と直通番号のどちらに掛かってきたのか区別がつかない

03番号に電話が掛かってきたとき、スマホの画面をみてもその電話が代表番号に掛かってきた着信なのか直通番号に掛かってきた着信なのかの区別がつきません。

例えば、代表番号への着信であれば事務職員に取ってもらいたいし、直通番号であればすぐに自分で取りたいといった判断ができません。

ここについては、ShaMo!の方に仕様の変更を強くお願いしたいところです(よろしくお願いします!)。

まとめ

メリットもデメリットもいろいろとありますが、スマホをビジネスフォンとして使用できるようにしたという点で画期的なアプリだと思います。

特性を理解して使いこなすことができれば、固定電話という設備からも、事務所にいなければならないという場所的制約からも解放されます。

在宅勤務者の雇用など、新しい働き方を検討されている場合には一考の価値があります。